わたしが今一番面白いと思うMMO

オンラインゲームの中でもMMORPGは、以前の記事にも書きましたが息の長いタイトルが多いです。長く続いているというのはどれもいいところがたくさんあることの裏返しですが、長く続けてプレイしていけば当然飽きもでてきます。だから色々プレイしてみるわけですな。

ということで、現在わたしがプレイしているMMORPGの紹介記事を書いてみようと思います。
黒い砂漠 というタイトルなんですけどね。
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開発元はPerl Abyss(韓国)。日本での運営はゲームオンが行っています。基本無料+アイテム課金制。外部SNS(TwitterやGoogleなど)アカウントとの連携でもプレイできますし、2018年秋からは DMM GAMES アカウントでのサービスも始まりました。色々なゲーム情報サイトのレビューでは高得点を出していますが、最初に 合う人と合わない人がはっきり分かれるゲーム だというのは言っておいたほうがいいでしょうね。刺さる人にはグサッときますが、刺さらない人には「なにこのクソゲー」になります。

この記事では、現役プレイヤー目線で、良いところと悪いところ、両方を書きます。


黒い砂漠 の特徴

まず特徴から挙げていきましょうか。
 ・美しいリアルなグラフィック
 ・広いオープンワールドの世界とリアルさのこだわり
 ・自由度の高いキャラメイク
 ・アクション性の高いノンターゲッティングの戦闘
 ・強要されることがほとんど無いゲームプレイ


美しいリアルなグラフィック

基本無料+アイテム課金制のゲームは数あれど、このゲームほどグラフィックが美しくリアルなものは少ないです。下手な有料の洋ゲーよりも綺麗でリアル。
※実際のプレイ画面で撮ったスクリーンショットです

2018年8月にグラフィックとサウンドのリマスタリングが実施され、”高スペックなPCでは”今までよりもさらに美しいグラフィックを体験できるようになりました。
実際のところ、常時リマスターモードでプレイするにはかなり高スペックのゲーミングPCが必要になりますが、スクリーンショットを撮る時はリマスターモード・通常の活動時は従来のモード と使い分けている人が多いようです。
※実際のプレイ画面をリマスターモードで撮ったものです


広いオープンワールドの世界とリアルさへのこだわり

このゲームはオープンワールドのゲームなので、マップチェンジがほとんどありません。実装されている地域なら、見えていればそこへ行けます(無限の世界ではないので、見えない壁はあります)。
わたしが知っているローディングが入る箇所は、キャラクターセレクト時と、一部クエスト中の隔離空間と、2種類の"パブリック・インスタンスダンジョン"へ出入りする時だけ。
フィールドの延長としてのダンジョン(フィールド・ダンジョン)はありますが、他のMMOで見られる"プライベート・インスタンスダンジョン"というものはありません。
メガサーバーシステムが導入されているので、他のゲームでよくある「友人と始めたのにサーバーが違うから一緒に遊べない」ということもありません。

また、ワープやテレポートのような移動手段は基本的にありません。移動は馬や馬車などの搭乗物を使うか、自分の足で走るかです。
そういう意味では前時代的なゲームですが、早く移動するための馬を育成することがひとつのコンテンツとして成り立っています。
NPCの「俺たちも生活してるんだぜ」感はすごいです。時間が来ると家に帰っていなくなるNPCもいれば、戦場で戦っているNPCや傷ついて座り込んでいるNPCもいます。何もせずその場に突っ立ってるだけのNPCはいないかもしれません。

グラフィックの美しさ・オープンワールド・リアルさへのこだわりがこのゲームへの没入感を深めています。「まるでその場にいるかのような感覚」と評されることもあります。


自由度の高いキャラメイク

キャラクターメイキングの自由さもウリのひとつです。
美形・カッコいい系・ネタ系…いろいろなキャラクターが作れます(頑張れば、ですが)。
ビューティーアルバムという機能を使って、他の人が公開したキャラメイクデータを流用してカスタマイズ…といったこともできます。
ただし、性別は職業(クラス)によって固定です。女性のジャイアントは存在しませんし、男性のダークナイトも作れません。


アクション性の高いノンターゲッティングの戦闘

ノンターゲッティング制とスキルのコマンド入力によって、戦闘はアクション性の高いものになっています。
ゲームパッドにも対応しているので、キーボード操作が苦手という人でも大丈夫(だと思います)。


強要されることがほとんど無いゲームプレイ

他の多くのMMOのように「レベルを上げないと次の地域へ行けない」なんてことはありません。作りたてのキャラでも、行こうと思えば砂漠を越えてはるか彼方へ行くこともできます(死なずにたどり着けるかはまた別の話デス)。
また、極端な例ですが、戦闘を一切せず生活コンテンツだけやっていても、キャラクターのレベルは少しずつ上がります。
クエストも、基本的にはやってもいいですしやらなくてもいいです。
そのくらい、やること・やらないことを自分で選べるゲームです。
クエストをやらないよりもやったほうがメリットが大きいので、チュートリアルと、Lv50まではメインクエスト主体で進めるのをおすすめします。
バンバン戦闘して強い敵と戦っていくのもよし、農民生活を満喫するもよし、貿易商として巨万の富を築くもよし、です。

そのかわりと言ってはなんですが、自分でやること・やりたいことを見つけられない人には不向きなゲームです。また、やれることが膨大がゆえ、ゲーム内のクエスト等の説明だけでどうにかなるものでもないです。公式サイトのゲームガイド(かなり詳しいです)やネットでWikiや個人ブログを見て回ってある程度自分で調べられる人でないと厳しいかもしれません。


ここまで、割と良いことばかり書いてきましたが、次は現役プレイヤーから見た悪いところ・ダメなところ。

プレイヤー間のアイテム受け渡しは不可

いわゆる業者対策で、プレイヤー間のアイテム・お金等の受け渡しはできなくなっています。業者対策としてはかなりの効果があると思われますが、他のゲームでよくある「新規の人にお古の装備をプレゼントする」といったことはできません。
人によって評価の分かれる部分だと思いますが、わたしはマイナス評価にしました。

Lv50以降はPKのある世界

これも評価が分かれるところですが、黒い砂漠ではLv50以降はPK(Player Kill)システムが導入されています。そうそうPKに遭遇することはないですが、街中などの安全地帯以外では常にPKにあう可能性のある世界です。PKされた時のデメリットはほとんどありませんが、どうしてもPKシステムを許容できないという人はLv50以上にしてはいけません。
正直なところ、PKシステムがなければもっとプレイヤー数は増えたんじゃないかと思います。そういう意味でマイナス評価。

大味なバランス調整

黒い砂漠のコンテンツの中でも、拠点戦などの集団で行うPvP(Player vs Player)要素は大きなウェイトを占めています。そのため結構な頻度で各職間のバランス調整や仕様調整が行われるんですが、調整内容が結構大味で極端なことがままあります。


まとめ

MMORPGとは言っても「これMOだろ」とか「人いねぇ」みたいなゲームも多い中、黒い砂漠は数少ない"MMORPGらしいMMO"といえるゲームだと思います。
冒頭で触れたように"合う人と合わない人がはっきり分かれるゲーム"ですが、興味があるなら一度触れてみても損にはならないと思いますよ。基本無料ですし。

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