【AdSense】審査に落ちた経験から基準について考察してみる

ある程度予想はしてたんですが、AdSense の審査にハネられました。
負けっぱなしは好きじゃないのでしばらくしたら再挑戦しますが、「広告枠を付けるだけの有益な情報が載ってるサイトを作れ」ってことなので、苦戦はしそうです。

さて、「広告枠を付けるだけの有益な情報」ってなんじゃろか…と考えてみたんですが、そもそも有益かどうかって読み手によってある程度変わりますしね。普遍的な価値のある情報なんて書こうと思ったら図書館を相手にしないといけなくなるわけですし、「オリジナリティを出せ」と言われても、ネットが世界の隅々まで普及している現代じゃなにをどう書いても誰かしらの記事と内容が似てくるような気がします。「世の中には似てる人が3人はいる」っていいますし。
そうすると、「体験とそれを元にした考察」なんてのになるのかなぁ…と安直に思ってみたりするわけです。

ということで、今日は AdSense の審査に落ちた経験を元に、ネットに溢れてる「AdSense は簡単に始められる」みたいな話についてのわたしなりの考察を書きます。

Google は AdSense の審査基準を公開していませんから、この記事が正しいという保証はできません。それでも「これから AdSense を始めてみようかな」と思って調べてる人に対しては有益な情報になるだろうと思います。


Google AdSense は簡単に始められる?


実際に受けてみた感想は 全然簡単じゃないよ? の一言につきます。
簡単ならわたしでも審査に通って始められてますって。
実際には、簡単なのは申し込む部分だけ。その後に厳しい審査が待ってます。

「そう言われても実感が湧かないよなぁ」って方は、Google プロダクトフォーラム の AdSense ヘルプフォーラム を覗いてみてください。
「AdSense の審査に落ちました 助言ください」系のトピックが山ほど出てきます。それくらい審査が厳しいです。

色々と AdSense 関係の記事を読んでみてわかったんですが、昔は確かに簡単だったようです。Google や AdSense のポリシーに沿った日記系のブログを数ページ書いて審査に出せば通ってた時代もあったようです。
多分このあたりの、昔のことが今でも言われてるんじゃなかろうかと思います。

その後、2016年頃に審査基準が変わって厳しくなったと聞きます。
さらに2018年初秋頃にさらに厳しくなったみたいです。
わたしが審査に出したのは2018年11月初旬ですから、正直に言うと「もっと早く手を付けてれば良かったよ」と思います。

審査基準についての考察


先に言っておきますが、Google は審査基準を公開していません
以下はあくまでもわたしが感じた上での考察が含まれますから、正確性を保証するものではありません。記事を読んでアクションを起こすのは自己責任でお願いします。わたしは責任を取らないですよ。

ブログの最低運営期間


わたしは Blogger でこのブログを書いてます。
Blogger は、現在唯一独自ドメインを取得しなくても AdSense に申し込みができるブログサービスですが、収益というタブを開くと AdSense への申込み案内が出てきます。
Blogger の収益タブ中の AdSense 案内

ここから申し込むとホスト型の AdSense に申し込むことになるんですが、このSSにある [ AdSense に登録] というボタンは最初はありません。最初にあの位置にあるのは「AdSense の利用条件」というリンクです。
ネットで記事を読んだ感じだと大体の人が2週間後くらいにこのボタンが出てくるようです。
わたしの場合は、ブログ開設が2018年10月23日・「AdSense に登録」ボタンが出たのが11月7日だったですから、やはり約2週間ということになります。

これを考えると、ホスト型・非ホスト型を問わず、最低2週間程度の運営期間がないと審査のスタートラインに立てないのでは、と考察します。

記事数


上記の運営期間の考察から推測するに、1日1記事書いていたとすれば2週間後には14記事ということになります。
これを踏まえると、最低でも10記事はないとダメなんじゃないかと思います。
わたしは13記事書いた時点で審査の申込みをしました。

ネットを調べてみると「10記事で通った」「5記事で通った!」なんてのが結構出てきますが、個人的には例外中の例外な気がします。

PV数


「PV数は合格にはあまり関係ない」という話もありますが、どうやら審査される期間には関係しているように思えます。
前述した AdSense フォーラム を読んでいくと、「ある程度のPV数がないと審査に時間がかかる 1ヶ月以上かかるケースもある」といった回答がチラホラ出てきますから。
わたしの場合は審査申請から不合格通知がくるまでの約2週間、PV数は1日3~10PVでした。
合格にはあまり関係ないかどうかはわからないですが、やっぱり期間には関係してるような気がします。

審査期間


AdSense に申し込むと AdSense のサイトが一部見れるようになりますが、そこには
アカウントの有効化
この処理は通常1日足らずで終わりますが、もっと長くかかる場合もあります。すべての準備が整った時点でお知らせいたします。(以下略)
なんてことが書いてあります。

1日で終わる人もいるにはいるんでしょうが、たいていもっと長期間待たされるようです。
調べた限りでは、3日の人も、1週間の人も、2週間の人も、1ヶ月以上の人もいます。ある程度長期戦になる覚悟をしておいたほうがいいです。

前述したように、わたしは約2週間でした(11月7日に申し込みをし、11月22日に不合格通知メールが来ました)。
記事数は、申請時13記事だったものに10記事くらい追加し、却下されたときの記事数は確か24記事くらいでした。

じゃあ2週間放置されてるのか?と言えば、どうもそうではないような気がします。
全く変化のない AdSense のサイトの画面にイライラしたわたしは、「見てるんなら落としてみやがれ!」ってノリで11月21日に日韓関係の政治ネタをちょっと強めの口調で書いて1記事公開しました(現在は公開してません)。その5時間後には不合格メールが来ましたから、見てはいるんでしょう。
(もちろんこの記事が逆鱗に触れたという証拠はないですケドね)

ネットで AdSense 関係の情報を集める時は


最初の方で「昔のことが今でも言われてるんじゃなかろうか」と書きました。
ネットで調べる時に何もせずにググると古い記事も新しい記事もごっちゃに出てきます。多分それで審査基準が甘かった頃の記事が検索の最初のページにでてきて、今でも言われてるんじゃないかと思います。

よくアイキャッチにいわゆる「ポップコーンメール」の画像が使われてたりしますが、今はあの画像は使われてないんだそうです。(イラストではなく女性の写真が使われてるそうな)
リライトされてないのではないかと推測できますから、更新時期を確かめたほうがいいかもしれませんね。

AdSense の審査基準が過去数回変わったらしいということも書きましたが、基準が変わると古い情報はほとんど意味をなさなくなります。
どうせ情報を集めるなら、新しい情報を集めましょう。

年度を入れて検索


例えば、検索する時に「アドセンス 審査」とだけ検索するのではなく、「アドセンス 審査 2018」のように年度を含めて検索するとかなり絞り込めます。
検索する時に年度を含める

期間を指定して検索


さらに絞り込めるのが、Chrome のツールを使って期間を指定して絞り込む方法。
右端の ツール というボタンを押すと検索条件を追加できるようになります。そこから期間を指定できます。
期間を指定して検索する

わたしはChromeしか使ってないので他のブラウザにこういう機能があるのかは知りませんが、あれば活用すべきです。


まとめ


今回はわたしなりに AdSense の審査基準について考察してみました。

Google AdSense は、以前言われていたような「簡単に審査に通るお手軽なもの」ではなくなっています。
申請する段階で独自ドメイン取得必須(除:Blogger のホスト型)ですし、その後の審査も厳しいです。
サイトの追加時にも審査が行われるようになったようで、審査用ブログなんて手も通用しません。また、現在は追加時にサブドメインでも申し込めるようですが、この先どうなるかはわかりません。



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