アンティグア・バーブーダって・・・どこ?

わたし、Google Search Console とか Google Analytics とかのデータを眺めるのが結構好きなんですが、時々面白い発見があります。

Google Search Console の検索パフォーマンスのところで国別に表示した時に、見慣れない国名を見つけました。
あ、あんてぃ…なんだって?(;^ω^)
これは調べてみねばなるまいw

アンティグア・バーブーダ


…すいません、生まれて初めて聞く国名です。
なんとな~くアフリカの方なのかと思ってググってみたら…

どこらへんの国?

カリブ海にある国でした。全然違いました(;^ω^)
外務省ホームページから引用

英語表記すると Antigua and Barbuda だそうです。日本語表記では and がないですね。
その名の通り、アンティグア島とバーブーダ島とレドンダ島(無人の岩礁)からなる国家だそうです。外務省ホームページの基礎データによると、面積は種子島とほぼ同じ440平方km。うーん、すごく小さい国のようです。
人口が10.1万人…わたしが住んでる街(区)の半分くらいです。

国王はエリザベス二世

「へ~、ふ~ん」なんて思いながらページをスクロールしていくと、元首:エリザベス二世女王の文字が!ちょっとびっくりしました。
じゃあ英国領なのかと思ったら、1981年に独立してました。ただ、イギリス連邦に属してるんだそうです。

歴史をちょっと見てみる

コロンブスにアンティグアが発見されたのが1493年…大航海時代まで遡ります。わたし大航海時代Onlineを4年位やってましたけど、この島出てきたっけかなぁ…。

17世紀に入ってからアンティグアとバーブーダは英国の植民地に。なので、現在の住民のほとんどは砂糖プランテーションで働いていた(働かされていた?)アフリカ系奴隷の子孫なんだそうです。中南米の国って、こういうの多いらしいですね。

時代は流れ、20世紀半ば。1941年にアメリカが軍事基地を建設、1951年に普通選挙が導入、1956年に内閣制度が導入されたそうです。このあたりから民主化が始まったのかな?
そして1967年からのイギリス自治領を経て、1981年にイギリス連邦の一国として独立。
う~ん、このあたりの感覚は、日本人にはピンと来ないです…日本って、支配された経験は建前上はないですからね。

産業は?

元々は砂糖プランテーションだったそうですが、1972年に近隣諸国に対抗できず撤退…現在の主要産業は観光だそうです。
貿易は思いっきり赤字みたいですね。小さい島国ゆえ資源がほぼナシ。
Wikipediaに、
IT企業として著名なスライソフト社の本社がある。
とあったので調べてみたら、2016年に活動を中止してました。むむ~。
さらに、2017年9月にはあのハリケーン・イルマ(観測史上最大級の勢力)がカリブ海を直撃して、アンティグア・バーブーダの9割以上が瓦礫と化す被害を受けたそうです。
なんか色々と大変そうですな…。

日本との関係は?

日本とは外交関係があり、日本の方も10人弱住んでいらっしゃるそうです。
ちなみに、外務省の海外安全ホームページによると、この記事を書いている2018年11月13日時点での危険度はレベル1(十分注意してください)となっています。


まとめ

今回の記事は完全に好奇心のみで調べてみた感じですが、個人的には楽しかったです。日本語のみで書いてあるこのブログに、どういうふうに訪れてくれたのか…読めたんだろうか?とか、ネットで世界中と繋がってるっていうのをちょっと実感できたりしました。

反面、植民地時代や災害の話も出てきて「う~ん…」と、ちょっと考えてしまったのも事実。人間の過去の過ちというかエゴというか…そういうのはあまり見たくないですが、目を背けてはいけないことですから。

「過去を見て、過去に学べ」という言葉を思い出しました。

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